恩義の読み方・意味とは？（類義語・対義語）
【二字熟語】
恩義
【読み方】
おんぎ
【意味】
報いなければならない、義理のある恩。
感謝の気持ちだけじゃなくて、行動で恩返しすることも大事ってわけや。
【語源・由来】
「恩」は「めぐみ。いつくしみ。情け。」
「義」は「人としてふみ行うべき道。利欲を捨て、道理にしたがって行動すること。」
【類義語】
恩
【対義語】
怨恨
恩義（おんぎ）の解説
「恩義」という言葉は、他の人から受けた大きな恩や助けなど、忘れてはいけないような恩恵のことを指すんだよ。これは、その恩を受けた人が感謝の気持ちを持って、いつかそれに報いたいと思うような、深い感謝の感情を持つことを意味するよ。
たとえば、「恩義を感じる」は、他の人から受けた恩を深く感じている、つまり、とても感謝しているという意味になるよ。「恩義に報いる」という表現は、受けた恩を忘れずに、その恩に対する感謝の気持ちを行動で示す、つまり、何らかの方法でお返しをするという意味だね。
また、この「恩義」という言葉は「恩誼」という字でも書くことができるんだ。でも、どちらの書き方も基本的には同じ意味を持っているから、文脈に応じて使うと良いよ。
つまり、「恩義」とは、他の人から受けた善意や親切に対して、感謝の気持ちを持ち、それに報いる気持ちを表す言葉なんだよ。
恩義（おんぎ）の使い方
恩義（おんぎ）の例文
- 彼女に親切にしてもらった恩義がある。
- 健太くんに恩義を施す。
- 親代わりに僕を育ててくれた人に恩義を感じる。
- 就職を世話してもらった恩義がある。
- 彼に恩義を施す。
恩義の文学作品などの用例
-
･･･女、誓い合った朋友、恩義ある師弟がそれぞれの事情から別れねばなら･･･ 倉田百三「人生における離合について」
「恩義」と「恩」の違いを解説
「恩義」に似ている語に「恩（おん）」があります。
「恩」は、「人から受ける、感謝すべき行為。恵み。情け。」という意味です。
「恩義」も「恩」も、人から受ける情け、恵みという意味があります。
しかし「恩」は、人から受ける感謝すべき行為をいいます。
対して「恩義」は、報いなければならない義理のある情けや恵みをいう点が違います。
一方、「恩」とは、人から受けた感謝すべき行為や恵み、情けを指す言葉だよ。これは、お返しをしなければならないという義務感は強くなく、ただ感謝の気持ちを持つことが大事なんだ。
それに対して「恩」はもらった優しさやサービスを感じることで、「ありがとう」って気持ちになるやつやな。これで、はっきりわかったわ！
