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「乱雑」の意味と使い方や例文!「粗雑」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
乱雑

【読み方】
らんざつ

【意味】
入り交じること。入り乱れて秩序のないこと。

【語源・由来】
乱れて雑である意。

【類義語】
繁雑、散乱、雑然、無造作

【対義語】
整理、整頓、整然、丁寧

乱雑(らんざつ)の使い方

ともこ
健太くんの部屋は、乱雑に散らかった部屋ね。
健太
最近忙しかったからね。
ともこ
暇でも乱雑でしょう。
健太
学校関係が暇なときはプライベートの遊びで忙しいんだよ、

乱雑(らんざつ)の例文

  1. 乱雑で秩序がないように思えるが、彼女はどこに何があるか把握しているようだ。
  2. 彼のデスク回りには、乱雑に資料が積まれている。
  3. 足の踏み場もないくらい乱雑に散らかっている。
  4. 出しっぱなしでも乱雑に見えない片付けのコツがある。
  5. 製作熱の無い時には今の都会の乱雑さが癇に触ってならないのである。僕の心の中には常にこの両様の虫が喰い込んでいる。(高村幸太郎、緑色の太陽)

「乱雑」と「粗雑」の違いは?

乱雑」に似ている語に「粗雑(そざつ)」があります。

粗雑」は「精密でないこと。あらくて、ぞんざいなこと。ざつ。」という意味です。

乱雑」は、ごたごたしていることをいいます。

対して「粗雑」は、あらっぽくていいかげんであることをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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