姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「冷徹」の意味と使い方や例文!「冷酷」「冷淡」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
冷徹

【読み方】
れいてつ

【意味】
冷静で物事の本質を見通していること。

【語源・由来】
「冷」は「感情をたかぶらせない。」
「徹」は「貫き通す。とことんまで行き届く。」

【類義語】
冷血、冷静

【対義語】
温厚、温和、柔和

冷徹(れいてつ)の使い方

健太
経営者って、従業員をリストラしないといけない時があるんだから大変だよね。
ともこ
経営者は情に流されず常に冷徹でいなくてはいけなわよね。
健太
責任重大だから、経営者の給料は高いんだね。
ともこ
7億円近い給料をもらっている社長が日本にいるのよね。

冷徹(れいてつ)の例文

  1. ともこちゃんを好きという感情が邪魔して、冷徹に物事を見れなくなっている。
  2. 彼の冷徹な仕事ぶりは有名です。
  3. 冷徹に現実的判断をする必要がある。
  4. 彼の事だから、それは思いつきではなく、冷徹に計算しての行動だろう。
  5. 冷徹に利害関係を分析し、自分の立ち位置を決める。

「冷徹」と「冷酷」「冷淡」との違いは?

冷徹」に似ている語に「冷酷(れいこく)」「冷淡(れいたん)」があります。

「冷徹」と「冷酷」の違いは?

冷酷」は、「思いやりがなくむごいこと。無慈悲。」という意味です。

冷徹」も「冷酷」も「」という漢字が使われています。

しかし、「冷酷」の「」は、情が薄いという意味で、「冷徹」の「」は、感情をたかぶらせないことをいいます。

冷徹」は、冷静に物事を見通すことをいい、「冷酷」は、無慈悲なことをいうので意味が違います。

「冷徹」と「冷淡」の違いは?

冷淡」は、「関心や興味を示さないこと。また、そっけなくて思いやりがないこと。」という意味です。

冷徹」も「冷淡」も、「」という漢字が使われています。

しかし、「冷徹」の「」は、感情をたかぶらせないことをいい、「冷淡」の「」は、情が薄いことをいいます。

冷徹」は、冷静に物事を見通すことをいい、「冷淡」は、そっけなくて思いやりがないことをいうので意味が違います。

【スポンサーリンク】