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「無策」の意味と使い方や例文!「無為無策」とは?(類義語)

【二字熟語】
無策

【読み方】
むさく

【意味】
ほどこすべき手だてがないこと。

【語源・由来】
策が無いの意。

【類義語】
手をこまねく、考えなし

無策(むさく)の使い方

健太
緊急事態に際して、政府は無策だったね。
ともこ
地方の首長の方が決断力があったわね。
健太
県民を守るために迅速に動く姿勢が評価されているよね。
ともこ
政府にも国民を守ろうという姿勢が見られたらよかったのにね。

無策(むさく)の例文

  1. 何も思いつかず無策だったことを自嘲する。
  2. 無策で戦うとは無謀だと思っていたが、こういう裏があったのか。
  3. このままでは無策で交渉に挑むことになる。
  4. 無策のまま、無情にも時間だけが過ぎていった。
  5. 野党は与党の無策を批判した。

「無為無策」とは?

無策」を用いた表現の一つに「無為無策(むいむさく)」があります。

無為無策」とは、ほどこす手立ても持たず、何も対処しないことをいいます。

【類義語】
・無為無能(むいむのう)

【例文】

  1. 無為無策で彼らに挑むのは無謀だと思う。
  2. 政府の無為無策のせいで悲惨な結果になった。
  3. 感染症蔓延に対して無為無策であったわけではないが、思ったほど効果は得られなかった。