【二字熟語】
老成
【読み方】
ろうせい
【意味】
①年をとり経験を積んで、熟達していること。また、そのさま。
②年齢のわりにおとなびていること。
【語源・由来】
「老」は「大きくて立派である。」
「成」は「そだつ。そだてあげる。」
【類義語】
老練、老巧、老功
【対義語】
幼稚
老成(ろうせい)の使い方
ともこちゃんは、若いのに老成したところがあるよね。
人生を達観しているのよ。
若いわりに老成していてすごいと思うけど、もっと若者らしく夢や希望を語ればいいのにとも思うよ。
現実の世界をしっかり見すえて、人生を踏み外すことなく歩んでいきたいのよ。
老成(ろうせい)の例文
- その画家の絵には、老成した味わいがある。
- 健太くんはいやに老成している。
- ともこちゃんは、若くして老成した人物だ。
- 彼は老成した考えをしている。
- 若いわりに老成した文章だ。
「若くして老成」は褒め言葉?
「老成」を用いた表現の一つに「若くして老成」があります。
「若くして老成」とは、年のわりに大人びていること、若いのに熟達していることをいいます。
【例文】
- 彼女は若くして老成している。
- 彼の話しぶりは、若くして老成している。
「若くして老成」は、決して老けているという意味ではなく、褒め言葉として使われることが多いです。