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「卓越」の意味と使い方や例文!「超越」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
卓越

【読み方】
たくえつ

【意味】
他よりぬきん出てすぐれていること。はるかにひいでていること。卓抜。

【語源・由来】
「卓」も「越」も「すぐれる。抜きんでている。」という意味。

【類義語】
卓抜、抜群、卓出、傑出

【対義語】
低劣

卓越(たくえつ)の使い方

健太
ともこちゃんみたいに卓越した才能があったらなあ。
ともこ
健太くんは空手があるじゃないの。
健太
趣味のレベルで卓越しているわけじゃないんだよ。
ともこ
努力で卓越した技術を得ればいいのよ。

卓越(たくえつ)の例文

  1. 健太くんは卓越した頭脳を持っている。
  2. ともこちゃんのお父さんは卓越したピアニストだ。
  3. 卓越したデッサン力で賞を総なめにした。
  4. 彼女はかわいい上に卓越した歌唱力を持つアイドルだった。
  5. 卓越した計算能力を買われた。

「卓越」と「超越」の違いは?

卓越」に似た意味の言葉に「超越(ちょうえつ)」があります。
超越」は「標準をはるかにこえること。俗事からぬけ出ること。」という意味です。

どちらも「すごい」という意味ですが、

卓越」は「他の人と比べてすぐれている
超越」は「枠を超えて、考え方や態度が別のより高い次元にあること。
という点が異なり「超越」は「すごさの次元が違う」時に用いられます。

※「超越」は周囲の人や物と比較しているわけではない場合にも用いられます。