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「流出」の意味と使い方や例文!「漏洩」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
流出

【読み方】
りゅうしゅつ

【意味】
流れて外に出ること。

【語源・由来】
流れ出る意。

【類義語】
放出、リーク、漏洩、喪失

【対義語】
流入

流出(りゅうしゅつ)の使い方

健太
新幹線ができてから、人口流出が止まらないね。
ともこ
このままでは過疎化が進む一方ね。
健太
人が来たくなるような魅力ある町にしないといけないね。
ともこ
手遅れになる前に策を考えないといけないわ。

流出(りゅうしゅつ)の例文

  1. 大雨の影響で線路下の土砂が流出した。
  2. タンカーから原油が流出して大惨事となった。
  3. 美術品の海外流出を食い止めたい。
  4. IDを乗っ取られ、LINEの文面が外部に流出してしまった。
  5. デジタルタトゥーといい、一度流出した画像は全てを消すことはできない。

「流出」と「漏洩」との違いは?

流出」に似ている語に「漏洩(ろうえい)」があります。

漏洩」とは、
①水などがもれること。水などをもらすこと。
②密事などがもれること。秘密をもらすこと。

という意味です。

流出」も「漏洩」も、外に出てはいけないことが出てしまうことをいいます。

しかし「漏洩」は、密事などがもれることをいいます。

対して「流出」は、密事が外に出る意のほか、「頭脳の海外流出」のように、出てはいけないものが外に出る意で使う点が「漏洩」と違います。