【二字熟語】
殺気
【読み方】
さっき
【意味】
①人を殺そうとする気配。激しい憎悪・敵意に満ちた、不穏な空気・気配。
②草木を枯らす寒気。
【語源・由来】
「殺」は「ころす。」
「気」は「ようす。けはい。おもむき。」
【類義語】
憎む、敵意
【対義語】
和気
殺気(さっき)の使い方
ともこちゃん。何だか殺気を感じるね。
私は感じないわよ。健太くんが狙われてるんじゃないの?
狙われる覚えは無いよ。
罪を犯した覚えがないからこそ、殺気立ってる人にとっては罪深いんじゃないかしら。
殺気(さっき)の例文
- ファンが不甲斐ないプレーに殺気立ち、選手に怒声を浴びせた。
- 殺気を感じて振り返ると、そこには怒りを湛えた表情のともこちゃんがいた。
- 殺気立った警官が銃を発砲しました。
- 殺気どころか、気配すら消していつの間にか僕の背後に立っていた。
- 殺気立った敵意を感じて身震いした。
「殺気立つ」とは?
「殺気」を用いた表現の一つに「殺気立つ(さっきだつ)」があります。
「殺気立つ」とは、興奮して荒々しい気持や態度になることをいいます。
【例文】
- 八百長レースだと知った観衆が殺気立った。
- 冷静になった健太くんに先程までの殺気立った雰囲気は無かった。
- 興奮した人たちの殺気立った空気があたりにみなぎっています。