「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「殺気」の意味と使い方や例文!「殺気立つ」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
殺気

【読み方】
さっき

【意味】
①人を殺そうとする気配。激しい憎悪・敵意に満ちた、不穏な空気・気配。
②草木を枯らす寒気。

【語源・由来】
「殺」は「ころす。」
「気」は「ようす。けはい。おもむき。」

【類義語】
憎む、敵意

【対義語】
和気

殺気(さっき)の使い方

健太
ともこちゃん。何だか殺気を感じるね。
ともこ
私は感じないわよ。健太くんが狙われてるんじゃないの?
健太
狙われる覚えは無いよ。
ともこ
罪を犯した覚えがないからこそ、殺気立ってる人にとっては罪深いんじゃないかしら。

殺気(さっき)の例文

  1. ファンが不甲斐ないプレーに殺気立ち、選手に怒声を浴びせた。
  2. 殺気を感じて振り返ると、そこには怒りを湛えた表情のともこちゃんがいた。
  3. 殺気立った警官が銃を発砲しました。
  4. 殺気どころか、気配すら消していつの間にか僕の背後に立っていた。
  5. 殺気立った敵意を感じて身震いした。

「殺気立つ」とは?

殺気」を用いた表現の一つに「殺気立つ(さっきだつ)」があります。

殺気立つ」とは、興奮して荒々しい気持や態度になることをいいます。

【例文】

  1. 八百長レースだと知った観衆が殺気立った。
  2. 冷静になった健太くんに先程までの殺気立った雰囲気は無かった。
  3. 興奮した人たちの殺気立った空気があたりにみなぎっています。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。