【二字熟語】
参入
【読み方】
さんにゅう
【意味】
①高貴な人の所を訪問すること。
②市場などに新たに加わること。
【語源・由来】
「参」は「加わる。仲間入りする。」
「入」は「ある区域や範囲の中にはいる。」
【類義語】
参加、参戦、入会、参画
【対義語】
撤退
参入(さんにゅう)の使い方
感染症蔓延で、経済が停滞しているね。
そうね。でもピンチの時こそチャンスよ。
既存企業が弱っている時こそ新規参入のチャンスってこと?
そうよ。感染症蔓延を機に、国民のライフスタイルは大きく変化したわ。今こそ新規参入のチャンスよ。
参入(さんにゅう)の例文
- そのチームは、Jリーグ参入を目標に掲げて日々努力しています。
- アメリカの企業が、日本市場に参入することを発表しました。
- その部門からの撤退と、家庭向けパソコン市場への参入を決めました。
- ライブ配信に参入し、早くも790万人の新規ユーザーを獲得した。
- 参入予定の意思がありましたが、今のところ見送りとなっています。
「参入障壁」とは?
「参入」を用いた言葉に「参入障壁(さんにゅうしょうへき)」があります。
「参入障壁」は、「barriers to entry」の訳語です。
「参入障壁」は、新たに企業が特定産業で生産、販売を開始するのをはばもうとするものの総称です。
具体的な参入阻止要因として、
①規模の経済性、認知度、技術力、スイッチング・コストの高さなど、既存企業が備える優位性。
②法規制。
などがあります。
既存企業にとっては、「参入障壁」が高ければ高いほど、新規参入の脅威から逃れられることになります。