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「世情」の意味と使い方や例文!「世相」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
世情

【読み方】
せじょう

【意味】
①世の中のありさま。せいじょう。
②世間の人情。俗人の心。せいじょう。

【語源・由来】
「世」は「世の中。」
「情」は「物事の実際のありさま。」

【類義語】
世相

世情(せじょう)の使い方

健太
川柳は世情を反映しているよね。
ともこ
川柳を見れば、どんな時代だったかよく分かるわよね。
健太
どんな歴史書よりも正確で簡潔に世情が分かるよね。
ともこ
川柳は、俳句と同じ位大事にしたい日本の文化よね。

世情(せじょう)の例文

  1. 世情に通じている。
  2. テレビもスマホもないともこちゃんは、世情に疎い。
  3. この映画は、当時の経済的世情不安を反映した内容になっています。
  4. この絵は、不穏な世情を風刺的に描いたものです。
  5. こんな世情だけれども、前向きに生きていきたい。

「世情」と「世相」の違いは?

世情」に似ている語に「世相」があります。

世相」は、「世の中のありさま。社会のようす。」という意味です。

世情」も「世相」も、世の中のありさまという意味です。

しかし「世相」は、「暗い世相」「明るい世相」というように、ポジティブにもネガティブにも使われるのに対して、「世情」は、ネガティブな意味で使われることが多い点が違います。