【二字熟語】
寂寥
【読み方】
せきりょう
【意味】
ものさびしいさま。ひっそりしているさま。寂寞。
【語源・由来】
「寂」は「さびしい。さびれる。しずか。ひっそりしている。」
「寥」は「さびしい。むなしい。しずか。」
【類義語】
寂寞
寂寞(せきばく)の使い方
あんなににぎわっていた駅前通りが寂寥としているね。
大型ショッピングモールができたからよね。
僕も大型ショッピングモールに行くようになったなあ。
ここにも裏切り者がいたわね。
寂寞(せきばく)の例文
- 寂寥とした山里の夜は人恋しくなる。
- 寂寥とした風景が広がっていた。
- 夜中に外に出ると、町は寂寥としていた。
- お祭りが終わった後はいっそう寂寥感がある。
- 寂寥としていて、健太くんの咳払いだけが響いた。
「寂寥感」と「寂寞感」の違いは?
「寂寥」はときに「寂寥感(せきりょうかん)」という表現で使われます。
「寂寥感」はものさびしい感じ、ひっそりしている感じという意味です。
その「寂寥感」に似ている語に「寂寞感(せきばくかん)」があります。
「寂寞感」の「寂寞」は「ものさびしいさま。ひっそりしたさま。じゃくまく。」という意味で、「寂寞感」はものさびしい感じということです。
【両語の違い】
「寂寞」を辞書で調べると「寂寥」が、「寂寥」を調べると「寂寞」が意味に書いてあることから、「寂寥感」と「寂寞感」は同じ意味、同じ使い方です。