姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「絶望」の意味と使い方や例文!「失望」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
絶望

【読み方】
ぜつぼう

【意味】
希望を失うこと。全く期待できなくなること。

【語源・由来】
「絶」は「途中でたち切る。連続しているものや関係が切れる。」
「望」は「ねがう。まちのぞむ。」

【類義語】
失望、失意、悲観、無謀

【対義語】
希望、有望、歓喜

絶望(ぜつぼう)の使い方

ともこ
健太くん。絶望のどん底みたいな顔をしているわね。
健太
まさに絶望のどん底にあるんだよ。
ともこ
何があったの?
健太
どん底過ぎて説明する気力もないよ。

絶望(ぜつぼう)の例文

  1. 前途に絶望する。
  2. 自分の才能のなさに絶望する。
  3. 遭難者の生存が絶望視される。
  4. 健太くんを絶望の淵に追いやる。
  5. 人生に絶望して自死を選んだようだ。

「絶望」と「失望」の違いは?

絶望」に似ている語に「失望(しつぼう)」があります。

失望」は、「期待がはずれてがっかりすること。また、その結果、希望を持てなくなること。」という意味です。

絶望」は、一切の希望を失い、何も期待できないことをいいます。

対して「失望」は、期待や希望がはずれたときのがっかりする気持ちをいうので意味が違います。