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「戦慄」の意味と使い方や例文!「戦慄が走る」とは?(類義語)

【二字熟語】
戦慄

【読み方】
せんりつ

【意味】
恐ろしくてからだが震えること。

【語源・由来】
「戦」は「震えおののく。」
「慄」は「恐ろしくて身震いする。」

【類義語】
震え、身震い、武者震い

戦慄(せんりつ)の使い方

健太
おぞましい犯罪の報道に戦慄する毎日だよね。
ともこ
世界各地で、残虐な犯罪が起きているわよね。
健太
なんとかならないのかな。
ともこ
どんな天才でも、人間というものは愚かだから、どうしようもできないかもね。

戦慄(せんりつ)の例文

  1. 今はもう、この街もいきなり見る人の眼に戦慄を呼ぶものはなくなった。(原民喜、永遠のみどり)
  2. 突然、水を浴びたような戦慄を感じた。
  3. これからの事を思うと、戦慄を禁じ得なかった。
  4. それは、その場にいた全員にとって戦慄的なニュースだった。
  5. 戦慄を覚えて全身が震える

「戦慄が走る」とは?

戦慄」を用いた表現に「戦慄が走る(せんりつがはしる)」があります。

戦慄が走る」の「走る」とは、感覚・感情などが一瞬現れて消えるという意味です。

戦慄が走る」とは、恐ろしい物事に遭遇して恐怖に震えることをいいます。

【例文】

  1. テレビに映った残虐な光景に戦慄が走った。
  2. その瞬間、身体の中を、恐怖にも似た戦慄が走った。