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「招聘」の意味と使い方や例文!「招請」「招致」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
招聘

【読み方】
しょうへい

【意味】
礼を尽くして人を招くこと。

【語源・由来】
「招」は「呼び寄せる。まねく。」
「聘」は「礼を尽くして人を招く。」

【類義語】
召喚、招請

【対義語】
駆逐

招聘(しょうへい)の使い方

健太
講演会に有名な昆虫博士を招聘するんだって。
ともこ
へえ。それは楽しみね。
健太
色んな世界の昆虫を持ってきてくれるみたいだよ。
ともこ
それはちょっとこわいなあ。

招聘(しょうへい)の例文

  1. 外国の有名な音楽家を招聘する。
  2. ハーバード大の教授を講師として大学に招聘する。
  3. 専門家を講師として招聘することになりました。
  4. スタンフォード大からの招聘に応じる決心をしました。
  5. 日本サッカー協会は、監督にブラジル人を招聘しました、

「招聘」と「招請」「招致」の違いは?

招聘」に似ている表現に「招請(しょうせい)」「招致(しょうち)」があります。

「招聘」と「招請」の違いは?

招請」は、「頼んで来てもらうこと。招き迎えること。しょうじょう。」という意味です。

対して「招聘」は、礼を尽くして招くことをいい、「招請」のような「頼む」という意味がありません。

「招聘」と「招致」の違いは?

招致」は、招き寄せることをいいます。

招致」は、「オリンピック招致委員会」のように、招き寄せること、招いて来てもらうことをいいます。

対して「招聘」は、礼を尽くして人を招くことをいいます。

招聘」は、主に人に対して使います。「招致」は、主に催し物や行事に使います。