【二字熟語】
銷魂
「消魂」とも書く。
【読み方】
しょうこん
【意味】
①驚きや悲しみのあまり、気力を失うこと。
②我を忘れて物事にふけること。
【語源・由来】
「銷」は「消える。消す。」
「魂」は「たましい。人の生命をつかさどる精気。」
【類義語】
大腐り、力落とし、落胆、挫折、失望、絶望、絶念、悲観、自棄
銷魂(しょうこん)の使い方
世の中銷魂なニュースが多いよね。
そうね。なんとかしたいけれども、個人の力ではどうにもできないことばかりよね。
だからって銷魂としているだけでは、この世の中は変わらないよね。
そうよ。前向きに生きましょう。
銷魂(しょうこん)の例文
- 結果を聞き、黯然銷魂とした気持ちになった。
- 黯然銷魂とした気分なので放っておいてください。
- 盟友の死を知り、黯然銷魂となった。
- 会社が倒産して黯然銷魂としている。
- 健太くんは、テレビゲームに銷魂している。
「黯然銷魂」とは?
「銷魂」を用いた表現の一つに、「黯然銷魂(あんぜんしょうこん)」があります。
「黯然銷魂」とは、 悲しみや愁いに気力を失くすさまをいいます。
「黯然銷魂」の「黯然」は、「暗然」とも書き、
①暗いさま。また、黒いさま。
②悲しくて心のふさぐさま。
とう意味です。
「黯然銷魂」は、悲しみのあまり悄然として魂が抜けた状態をいう語です。