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「終極」の意味と使い方や例文!「終局」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
終極

【読み方】
しゅうきょく

【意味】
物事の最後。果て。最終。

【語源・由来】
「終」は「おわる。おえる。おわり。」
「極」は「行きつくした果て。末端。」

【類義語】
極み、至り、極、究極、極致、極点

終極(しゅうきょく)の使い方

健太
この前逮捕された犯人は、終極的に人類の福祉に貢献すれば、どんな罪も許されるって豪語しているらしいよ。
ともこ
すごい極論ね。
健太
終極に100万人を救えば、100万人の命を奪ってもいいってことだもんね。間違ってるよ。
ともこ
彼が本当に犯人ならば、ちゃんと罪を償って反省してほしいわね。

終極(しゅうきょく)の例文

  1. 故郷に錦を飾るのは、人間の幸福であり終極の勝利と言える。
  2. 悟りを得ることが、人生終極の目標です。
  3. それは終極の目的ではなく、あくまで経過にすぎない。
  4. 終極の結末の為ではなく、今ここにある危機のために仕事をしている。
  5. 敵対する国に、チャンスを与えることになったとしても、この国が終極の勝利を得るだろう。

「終極」と「終局」の違いは?

終極」と同じ読み方の語に「終局」があります。

終局」は、
①碁・将棋を打ちおわること。
②物事の結末がつくこと。しまい。終結。

という意味です。

終極」も「終局」も、終わることをいいます。

しかし「終極」は、「物事の最後。果て。最終。」という意味です。

対して「終局」は、物事にきまりがついて終わることをいうので意味が違います。