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「粗茶」の意味と使い方や例文!「粗茶ですが」とは?返事は何ていう?(類義語)

【二字熟語】
粗茶

【読み方】
そちゃ

【意味】
粗末な茶。茶を人にすすめるときにへりくだっていう語。

【語源・由来】
「粗」は「物を勧めるとき謙遜を表す語。」
「茶」は「チャの葉を飲料用に加工したもの。また、その飲料。」

【類義語】
つまらないもの

粗茶(そちゃ)の使い方

ともこ
粗茶ですが、どうぞ。
健太
ありがとう。むむっ。これは上等の茶葉を使っているね。
ともこ
茶葉の違いが分かるの?
健太
僕は違いが分かる男だからね。

粗茶(そちゃ)の例文

  1. 粗茶でもどうぞと言って、正真正銘の粗茶を出してくれた。
  2. 彼とはよく、粗茶をすすりながら将棋を指したものだ。
  3. 粗茶だろうが、喉が渇いた僕には高級ワインのようにおいしかった。
  4. 感染症が蔓延し、粗茶すら出されなくなってしまった。
  5. 粗茶でございますが」と、客用の笑顔と声で、ともこちゃんがお茶を持ってきてくれた。

「粗茶ですが」とは?返事は何ていう?

粗茶」は「粗茶ですが」という表現で使われることが多いです。

「粗茶」は、人に茶をすすめるときに謙遜していう言葉です。

粗茶ですが」と言われても、それを真に受けて「粗茶なんて私の口に合わないから飲めません」と言ってはいけません。

お茶を出してもらった時は、

「ありがとうございます。頂戴します。」や「どうぞお構いなく。」

と返答します。

また、退席する際には、

「お茶、おいしゅうございました。」の一言があると尚良いです。