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「掃討」の意味と使い方や例文!「掃討作戦」とは?(類義語)

【二字熟語】
掃討

「掃蕩」「剿討」とも書く。

【読み方】
そうとう

【意味】
敵などを、すっかり払い除くこと。討ちほろぼすこと。

【語源・由来】
「掃」は「はらう。とりのぞく。」
「討」は「敵をうち平らげる。」

【類義語】
追放、駆逐、駆除、撃退、放逐、パージ

掃討(そうとう)の使い方

健太
腐敗政治を掃討したいな。
ともこ
そのためには選挙に行くしかないわね。
健太
選挙に行っても、結局、お年寄りに人気のある政党が勝っちゃうよ。
ともこ
あきらめたらそこで終わりよ。若い世代の意志を選挙を通して伝え続けることで、国を変えるしかないのよ。

掃討(そうとう)の例文

  1. 敵は遊牧民のため、本拠地を掃討するのは困難だ。
  2. 今夜、敵を掃討する作戦だ。
  3. 彼の手で、敵はほぼすべて掃討されました。
  4. 反乱軍の残党を掃討する作戦を立てる。
  5. その部隊は先日、国王軍によって掃討されたという。

「掃討作戦」とは?

掃討」を用いた表現の一つに「掃討作戦(そうとうさくせん)」があります。

掃討作戦」とは、敵をすっかり払い除けるための策略をいいます。

【例文】

  1. この掃討作戦で、過激派の多くが逮捕されたが、国内を安定させるまでには至らなかった。
  2. 想定される掃討作戦に備えて軍事訓練を行う。
  3. 日本軍は、連合軍の掃討作戦を受け敗北した。