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「疎漏」の意味と使い方や例文!「粗漏 」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
疎漏

「粗漏」とも書く。

【読み方】
そろう

【意味】
おろそかで、手落ちのあること。ぬかり。手落ち。

【語源・由来】
「疎」は「おろそか。なおざり。」
「漏」は「必要な物事が抜け落ちる。手落ち。」

【類義語】
手落ち

【対義語】
厳密

疎漏(そろう)の使い方

健太
モンスターペアレントが増えて、学校側は大変みたいだよ。
ともこ
保護者への対応に疎漏があってはならないって、マニュアルを作ったみたいよ。
健太
生徒の指導だけでも猫の手も借りたいくらいなのにね。
ともこ
教師になりたい人が減っているのも無理ないわよね。

疎漏(そろう)の例文

  1. その当時は最善を尽したのだが今日見ると製作にまだ疎漏なものがある。
  2. ともこちゃんにまかせれば、万事疎漏なく事が運ぶ。
  3. アリバイ工作に疎漏があって、逮捕されてしまった。
  4. その書類に疎漏がある事に気が付かなかった。
  5. 確認の仕方に疎漏があり、この事故につながった。

「疎漏」と「粗漏 」の違いは?

疎漏」は「粗漏」とも書きます。

粗漏」の「」は、「大ざっぱで念入りでない。いいかげん。」という意味です。

疎漏」の「」は、「おろそか。なおざり。」という意味で、どちらも丁寧ではなく雑という意味です。

なので「疎漏」も「粗漏」も、同じ意味です。