【二字熟語】
壮絶
【読み方】
そうぜつ
【意味】
きわめて勇ましく激しいこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「壮」は「さかん。さかんである。勇ましい。」
「絶」は「この上なく。非常に。」
【類義語】
強烈、激烈、苛烈、凄絶、激越
壮絶(そうぜつ)の使い方
ここで、大昔、二頭の竜が壮絶な戦いを繰り広げたんだって。
竜が戦うと、周囲は壊滅してしまいそうね。
ここには山があったんだけど、崩壊して平地になったんだって。
じゃあ、あの湖は、二頭の竜が倒れた場所かしら。すごい戦いだったことが見てとれるわね。
壮絶(そうぜつ)の例文
- 弁慶は壮絶な最期を遂げたと言われています。
- 彼の壮絶な生き様は、エッセイとして残されています。
- 事件の取材合戦は壮絶なものになった。
- それは長く歴史に残る壮絶な戦いだった。
- ここで、市民を巻き込んだ壮絶な攻防が繰り広げられたそうだ。
「壮絶」と「凄絶」の違いは?
「壮絶」に似ている語に「凄絶(せいぜつ)」があります。
「凄絶」とは、「非常にすさまじいこと。また、そのさま。」という意味です。
「壮絶」は、激しいことという意味があり、「凄絶」には、すさまじいことという意味があり似ています。
しかし、「壮絶」には、勇気のニュアンスが、「凄絶」には、恐怖のニュアンスが含まれる点が違います。
また、「壮絶」は、ポジティブなニュアンス、「凄絶」は、ネガティブなニュアンスで使われます。