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「壮絶」の意味と使い方や例文!「凄絶」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
壮絶

【読み方】
そうぜつ

【意味】
きわめて勇ましく激しいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「壮」は「さかん。さかんである。勇ましい。」
「絶」は「この上なく。非常に。」

【類義語】
強烈、激烈、苛烈、凄絶、激越

壮絶(そうぜつ)の使い方

健太
ここで、大昔、二頭の竜が壮絶な戦いを繰り広げたんだって。
ともこ
竜が戦うと、周囲は壊滅してしまいそうね。
健太
ここには山があったんだけど、崩壊して平地になったんだって。
ともこ
じゃあ、あの湖は、二頭の竜が倒れた場所かしら。すごい戦いだったことが見てとれるわね。

壮絶(そうぜつ)の例文

  1. 弁慶は壮絶な最期を遂げたと言われています。
  2. 彼の壮絶な生き様は、エッセイとして残されています。
  3. 事件の取材合戦は壮絶なものになった。
  4. それは長く歴史に残る壮絶な戦いだった。
  5. ここで、市民を巻き込んだ壮絶な攻防が繰り広げられたそうだ。

「壮絶」と「凄絶」の違いは?

壮絶」に似ている語に「凄絶(せいぜつ)」があります。

凄絶」とは、「非常にすさまじいこと。また、そのさま。」という意味です。

壮絶」は、激しいことという意味があり、「凄絶」には、すさまじいことという意味があり似ています。

しかし、「壮絶」には、勇気のニュアンスが、「凄絶」には、恐怖のニュアンスが含まれる点が違います。

また、「壮絶」は、ポジティブなニュアンス、「凄絶」は、ネガティブなニュアンスで使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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