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「多言」の意味と使い方や例文!「多言を弄する」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
多言

【読み方】
たげん

【意味】
口数の多いこと。ものを多く言うこと。たごん。

【語源・由来】
ものを多く言う意。

【類義語】
千言万語、万言、百万言

【対義語】
寡言

多言(たげん)の使い方

ともこ
健太くん。これ以上、部活の練習をサボっちゃだめよ。
健太
でもね。だってね。
ともこ
さぼったらどうなるか、多言を要しないわよね。
健太
サボらず練習に専念して優勝を目指すよ。

多言(たげん)の例文

  1. 新幹線鉄道のメリットについては、もはや多言を要しないと田中角栄は述べた。
  2. 生命の尊厳が正面から取り組むべき主題であることは多言を要しない。
  3. 女性は多言だという発言で政治家が批判された。
  4. 愚者には多言を弄しても賢者には一言でよい。
  5. ともこちゃんの調子が悪いことは一目瞭然、多言を要しない。

「多言を弄する」とは?

多言」は、「多言を弄する(たげんをろうする)」という表現で使われることがあります。

多言を弄する」の「弄する」とは、「もてあそぶ。思うままに操る。」という意味です。

多言を弄する」とは、むやみやたらに多くの言葉を使うことをいいます。

【例文】

  1. ここでは多言を弄することはしない。
  2. 多言を弄するよりも、力強く訴えるものがある。
  3. 彼は、多言を弄すまでもない、日本を代表する作曲家です。