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「顛末」の意味と使い方や例文!「結末」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
顛末

【読み方】
てんまつ

【意味】
事の最初から最後までの事情。一部始終。

【語源・由来】
「顛 (いただき) 」から「末 (すえ) 」までの意。

【類義語】
過程、経緯、いきさつ

顛末(てんまつ)の使い方

ともこ
健太くん。もう一度事の顛末を話してくれる?
健太
この前言ったとおりだよ。
ともこ
目撃者の報告書と異なる部分があるのよ。
健太
その目撃者が嘘を言ってるんだよー。

顛末(てんまつ)の例文

  1. その事故の顛末を話した。
  2. 事の顛末は以下の通りです。
  3. 事件の顛末について記載されている資料です。
  4. この顛末を知らない健太くんは、何が何だかわからないという顔をしていました。
  5. 事の顛末を知る人はもはや誰もいない。

「顛末」と「結末」の違いは?

顛末」に似ている語に「結末」があります。

結末」は最後の締めくくり。最後に到達した結果。(例:連載小説に結末をつける。悲惨な結末。)

という意味です。

顛末」は事の最初から最後までをいうのに対して、「結末」は最後の締めくくりをいうので意味が異なります。

見た目も言葉の響きも似ているので混同しないように気をつけましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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