【二字熟語】
追悼
【読み方】
ついとう
【意味】
死者の生前をしのんで、悲しみにひたること。
【語源・由来】
「追」は「以前のことをあとからたどる。」
「悼」は「人の死をいたみ悲しむ。」
【類義語】
哀悼、哀惜
追悼（ついとう）の使い方
災害で亡くなった人のために追悼式が行われるんだって。
急に日常が途絶えて、亡くなった人たちの魂は戸惑ったでしょうね。
天国に旅立てるように祈ろう。
そうすることしかできないわよね。
追悼（ついとう）の例文
- 事故の犠牲者を追悼する。
- 友人の俳優が亡くなり、追悼文を発表する。
- 大物ミュージシャンの追悼コンサートを開く。
- 故人を追悼する会を催す。
- 健太くんを追悼して一分間黙祷する。
「追悼」と「哀悼」「慰霊」「追憶」の違いは？
「追悼」と似ている語に「哀悼（あいとう）」「慰霊（いれい）」「追憶（ついおく）」があります。
「追悼」と「哀悼」の違いは？
「哀悼」は、人の死を悲しみ悼むことをいいます。
「追悼」も「哀悼」も、人の死をなげき悲しむことという意味です。
「哀悼」は、人の死を残念に思うというニュアンスを含みますが、「追悼」にそのニュアンスはありません。
「追悼」と「慰霊」の違いは？
「慰霊」は、死んだ人や動物の霊を慰めることという意味です。
「追悼」は、死者の生前をしのんで、悲しみにひたることをいいます。
対して「慰霊」は、死者の霊魂を慰めることをいうので意味が違います。
「追悼」と「追憶」の違いは？
「追憶」は、「過ぎ去ったことに思いをはせること。過去をしのぶこと。追想。」という意味です。
「追悼」は、死者の生前をしのんで、悲しみにひたることをいいます。
対して「追憶」は、過去をしのぶことをいうので意味が違います。
