【二字熟語】
辻褄
【読み方】
つじつま
【意味】
あうべきところがあうはずの物事の道理。始めと終わり。筋道。
【語源・由来】
「辻」は道があい、「褄」は左右があうものであるからいう。また、「辻」も「褄」も、裁縫用語という。
【類義語】
道理、筋道。
【対義語】
矛盾
辻褄(つじつま)の使い方
あのドラマの真犯人が彼だったんだけど、辻褄が合わないことが多々あるよね。
匂わせの演出が多かったから、誰が犯人になってもいいように脚本が書いてあったように思えたわ。
視聴率や視聴者の反応次第で真犯人を変えたってこと?
視聴者の思惑を裏切るために、急遽真犯人を変えたことで辻褄が合わない点が出てしまったんでしょうね。
辻褄(つじつま)の例文
- 健太くんと辻褄を合わせるのに苦労した。
- あれが夜中の12時ではなく昼の12時だったとすると辻褄が合う。
- 連載が長期化すると、作者自身も設定を忘れてしまうのか、辻褄が合わないことがある。
- 史実と異なるが、こう考えた方が辻褄が合う。
- 辻褄を合わせるために主人公を殺すしかなくなった。
「辻褄が合わない」とは?
「辻褄」は、「辻褄が合わない」という表現で使われることがあります。
「辻褄が合わない」とは、慣用句「辻褄が合う」の否定形で、「前後が一貫しない。筋道が通らない。食い違っている。」という意味です。
【例文】
- 健太くんの話は、まるで辻褄が合わない。
- 彼の証言には、辻褄が合わないところがあり怪しく感じられた。
- 収支報告書の辻褄が合わない。