【二字熟語】
悪気
【読み方】
わるぎ
【意味】
相手に害を与えようとする気持ち。悪意。
【語源・由来】
「悪」は「正しくない。わるいこと。」
「気」は「精神・感情の働き。」
【類義語】
悪意、意趣
【対義語】
良心、善意
悪気(わるぎ)の使い方
健太くん。お友達を突き飛ばしたんですって?
悪気はなかったんだよ。
悪気はなくてもけがをさせたのは事実よね。
反省しているよ。
悪気(わるぎ)の例文
- 悪気がないからといって全てが許されるわけではない。
- 悪気で言ったのではない。
- 健太くんに悪気があるとは思えない。
- 何の悪気もないと弁解した。
- 悪気があってニックネームを付けたのではない。
「悪気」と「悪意」の違いは?
「悪気」に似ている語に「悪意(あくい)」があります。
「悪意(あくい)」は、
①他人を憎み、害を加えようとする気持ち。わるぎ。
②よくない意味。
③法律上の効力に影響を及ぼす事情を知っていること。道徳的な意味での善悪とは異なる。
という意味です。
「悪気」も「悪意」も、良くないことをしようとする心という意味です。
しかし「悪意」には、「悪意に解釈する」のように、よくない意味、意地悪な見方という意味でも使われる点が「悪気」と違います。