【二字熟語】
予見
【読み方】
よけん
【意味】
物事の起こる前に、その事を見通すこと。
【語源・由来】
「予」は「あらかじめ。前もって。」
「見」は「見かた。考え。」
【類義語】
見通す、見越す
【対義語】
対処
予見(よけん)の使い方
健太くん。危ない。
うわっ。植木鉢が空から降ってきたよ。
危ないわね。
雨は予見できても、植木鉢が降ってくるのは予見できないな。
予見(よけん)の例文
- 革命を予見していた。
- 健太くんは未来を予見することができる。
- 事故の予見は不可能だった。
- その銀行が破綻するなんて誰も予見できなかった。
- AIが100年後の世界を予見する。
「予見」と「予測」「予知」の違いは?
「予見」に似ている語に「予測」や「予知」があります。
「予測」は「事の成り行きや結果を前もっておしはかること。また、その内容。」
「予知」は「何が起こるか前もって知ること。」
という意味です。
「予見」と「予測」と「予知」は、「前もって」という意味が共通しています。
【三語の違い】
「予見」・・・根拠がある未来に起きると考えられる出来事のみを知る時に使う。
「予測」・・・根拠がある未来の出来事とその後の展開を知る時に使う。
「予知」・・・根拠なしに未来の出来事のみを知る時に使う。