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「予見」の意味と使い方や例文!「予測」「予知」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
予見

【読み方】
よけん

【意味】
物事の起こる前に、その事を見通すこと。

【語源・由来】
「予」は「あらかじめ。前もって。」
「見」は「見かた。考え。」

【類義語】
見通す、見越す

【対義語】
対処

予見(よけん)の使い方

ともこ
健太くん。危ない。
健太
うわっ。植木鉢が空から降ってきたよ。
ともこ
危ないわね。
健太
雨は予見できても、植木鉢が降ってくるのは予見できないな。

予見(よけん)の例文

  1. 革命を予見していた。
  2. 健太くんは未来を予見することができる。
  3. 事故の予見は不可能だった。
  4. その銀行が破綻するなんて誰も予見できなかった。
  5. AIが100年後の世界を予見する。

「予見」と「予測」「予知」の違いは?

予見」に似ている語に「予測」や「予知」があります。

予測」は「事の成り行きや結果を前もっておしはかること。また、その内容。」

予知」は「何が起こるか前もって知ること。」

という意味です。

予見」と「予測」と「予知」は、「前もって」という意味が共通しています。

【三語の違い】

予見」・・・根拠がある未来に起きると考えられる出来事のみを知る時に使う。

予測」・・・根拠がある未来の出来事とその後の展開を知る時に使う。

予知」・・・根拠なしに未来の出来事のみを知る時に使う。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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