【二字熟語】
漸減
【読み方】
ぜんげん
【意味】
だんだん減ること。逓減。
【語源・由来】
「漸」は「しだいに。だんだん。」
「減」は「数・量・程度などが少なくなる。とぼしくなる。」
【類義語】
微減、逓減
【対義語】
漸増
漸減(ぜんげん)の使い方
人口が漸減しているのに、世帯数は増えているんだって。
一人暮らしや核家族が増えているもんね。
これからはもっと家族がバラバラになる未来が待っているのかな。
孤独死が増えるでしょうね。
漸減(ぜんげん)の例文
- 就学人口が漸減しているので、学校数自体が減っています。
- 彼はここ数年、出場機会が漸減していたが、今シーズンで引退するそうだ。
- この年をピークに漸減していき、今ではほとんど見かけない。
- 収益が漸減していて会社存続の危機だ。
- 出世数が漸減傾向にあり、今年過去最少をさらに更新した。
「漸減」と「逓減」「低減」との違いは?
「漸減」と似ている語に「逓減(ていげん)」「低減(ていげん)」があります。
「漸減」と「逓減」の違いは?
「逓減」とは、「次第に減少すること。漸減。」という意味です。
「漸減」も「逓減」も、だんだん減ることをいうので同じ意味です。
「漸減」と「低減」の違いは?
「低減」は、「へること。へらすこと。」という意味です。
「漸減」も「低減」も、減ることをいいます。
しかし「漸減」は、時とともにだんだん減ることをいいます。
対して「低減」は、前に比べて、数が減ったり、値段が安くなったりすることをいいます。