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「実装」の意味と使い方や例文!「設計」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
実装

【読み方】
じっそう

【意味】
①装置などを構成する部品を、実際に取り付けること。
②コンピューターのハードウエアやソフトウエアに新たな機能を組み込むこと。インプリメント。インプリメンテーション。

【語源・由来】
「実」は「そらごとでない。本当。本当の事柄。」
「装」は「とりつける。機械・器具などをそなえつける。」

【類義語】
インプリメント、インプリメンテーション、積載、セッティング

実装(じっそう)の使い方

健太
太陽電池を実装した車が開発されたんだって。
ともこ
へえ。そろそろガソリン不用の車が現実になるのかしらね。
健太
ガソリンの価格の変動に一喜一憂しなくて済むようになるね。
ともこ
環境にも優しいし、すばらしい技術ね。

実装(じっそう)の例文

  1. パソコンに実装された部品。
  2. プログラムを実装する。
  3. 新商品には実装されていません。
  4. その機能は、冬の予定だったものが少しずれ込んで春に実装された。
  5. マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービスの実装は例が少ない。

「実装」と「設計」の違いは?

実装」に似ている語に「設計」があります。

設計(せっけい)」は、
①建造物の工事、機械の製造などに際し、対象物の構造・材料・製作法などの計画を図面に表すこと。
②一般に、計画を立てること。また、その計画。

という意味です。

設計」は、計画を図面に表すこと、計画を立てることをいいます。

対して「実装」は、装置などを構成する部品を実際に取り付けることやコンピューターのハードウエアやソフトウエアに新たな機能を組み込むことをいうので意味が違います。

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