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「造作」の意味と使い方や例文!「造作もない」とは?(類義語)

【二字熟語】
造作

「雑作」とも書く。

【読み方】
ぞうさ

【意味】
①手間や費用のかかること。めんどう。
②もてなし。ごちそう。

【語源・由来】
「造」は「つくる。生みだす。こしらえる。」
「作」は「はたらく。仕事。」

【類義語】
面倒、繁雑、冗長、手間

造作(ぞうさ)の使い方

ともこ
コンピューターに詳しい健太くんなら、他人のコンピュータに侵入することは造作もない?
健太
できるよ。でも犯罪だよ。
ともこ
不法侵入と一緒なのね。
健太
そうだよ。立派な犯罪です。

造作(ぞうさ)の例文

  1. 何の造作もない仕事だった。
  2. とんだ造作をおかけしました。
  3. 椅子をつくる位は造作ないことだ。
  4. 泥棒は、造作もなく高いフェンスを乗り越えた。
  5. 健太くんの動きを見切っているので、攻撃を回避するのは造作もない。

「造作もない」とは?

造作」を用いた表現に、「造作もない」があります。

造作もない」とは、「手間や費用がかからない。面倒なことなどない。」という意味です。

【例文】

  1. 彼は大工さんだから、机を修理するのは造作もない
  2. 催眠術で健太くんを操るのは造作もない
  3. 円滑なコミュニケーションのために作り笑顔をすることは、何の造作もない