基盤の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
基盤
【読み方】
きばん
【意味】
物事を成立させるための基礎となるもの。土台。
土台がしっかりしてなかったら、上に立つ家もグラグラや!基盤がしっかりしてないと、何をやってもうまくいかへんわけやな。これ、大事なことやで、基盤をしっかりせなあかんねんな。
【語源・由来】
「基」は「建物の土台。」
「盤」は「支えとなる堅い土台。」
【類義語】
基礎、根底、土台
基盤(きばん)の解説
「基盤」という言葉は、何かを作るときや、何かを始めるときに一番最初に必要な土台や基礎のことを指すんだ。
例えば、「生活の基盤を固める」というのは、毎日の生活を安心して送ることができるように、基本的なことを整えることを言うんだ。たとえば、収入を安定させたり、健康を管理したり、友人や家族との良好な関係を築いたりすること全てが、生活の基盤を形作る要素となるんだよ。
次に、「基盤整備」っていう言葉は、基盤を整える、つまり基礎を作ったり、強化したりすることだよ。これは例えば、会社が新しい事業を始める時に、リサーチをしたり、資金を集めたり、計画を立てたりすること。これらの準備が整った上で初めて、事業はスムーズに進むことができるんだ。
だから、「基盤」という言葉は、何かを成立させるための大切な土台や基礎のことを表しているんだね。
基盤(きばん)の使い方
基盤(きばん)の例文
- 経営の基盤を固める。
- 生活の基盤を失う。
- 成立の基盤を揺るがしかねない。
- 民主政治の基盤が失われる。
- 選挙の支持基盤を広げよう。
基盤の文学作品などの用例
-
・・・的だった文学の階級的基盤の解釈なりに、プロレタリア文学もやっぱり・・・ 宮本百合子「あとがき(『宮本百合子選集』第六巻)」
「基盤」と「基板」の違いを解説
「基盤」と同じ読み方の語に「基板」があります。
「基板」は、集積回路などに作り上げるための、回路素子を組み込んだり、プリント配線をしたりした板。プリント基板・シリコン単結晶板などがある。プリント回路板。
という意味です。
「基盤」は、物事の基礎となっているものをいいます。対して「基板」は、電気回路が組み込まれた板をいうので意味が違います。
一方、「基板」は電子工学の領域で使われることが多く、回路素子を取り付けたり、配線を施した板のことを言うんだ。コンピューターの中や他の電子機器の内部にある、シリコン単結晶板やプリント回路板が「基板」の例だね。
ほんで、「基板」は、電子機器の中のあれやな、色んな部品がくっついてる板のこと。テレビの中とか、ラジオの中にあるやつ。うんうん、名前は似てるけど、全然ちゃうものやね。
これがしっかりしていないと、上に築いたものはすぐに崩れてしまうんだ。