【二字熟語】
深層
【読み方】
しんそう
【意味】
深い層。奥深くに隠れている部分。
【語源・由来】
「深」は「奥ふかい。」
「層」は「かさなる。かさねる。いくつもかさなったもの。」
【類義語】
深淵、内奥、内面
【対義語】
表層、皮相
深層(しんそう)の使い方
僕は三歳までの記憶がないんだよ。
受けたショックが大きいと、記憶を意識の深層に閉じこめてしまうっていうわよ。
三歳までの僕に一体何があったんだ。
嘘よ。大抵の人は三歳までの記憶がないのよ。
深層(しんそう)の例文
- 深層水を採取する。
- 意識の深層を探る。
- 消費者の深層心理に訴える。
- 健太くんの魂の深層部に悪魔が潜んでいるようだ。
- 湖の深層には酸素がない。
「深層心理」とは?
「深層」を用いた語の一つに「深層心理(しんそうしんり)」があります。
「深層心理」は、
心の奥深くで働く、自分でも気づかない心の動きのこと。普段は意識されていない、無意識の心理状態。
という意味です。
「深層心理」を用いた語に「深層心理学」があります。
「深層心理学」は、「人間の精神活動のうち意識されていない心的領域、すなわち無意識を研究する心理学。また、日常の意識生活を無意識化の働きによって説明する心理学。」をいいます。