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「人徳」の意味と使い方や例文!「人徳に恵まれる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
人徳

【読み方】
じんとく

【意味】
その人に備わっている徳。にんとく。

【語源・由来】
「人」は「ひと。」
「徳」は「りっぱな行いや品性。」

【類義語】
品性、徳性、風格

人徳(じんとく)の使い方

ともこ
この前一緒に仕事をした人たちが、また健太くんと仕事をしたいって言っていたわよ。
健太
二度とやりたくないって言われるより断然良いよね。
ともこ
健太くんの人徳ね。
健太
人徳は後から備わるものじゃないから、人徳に恵まれてよかったよ。

人徳(じんとく)の例文

  1. ともこちゃんは、識見と人徳と人望がある。
  2. 人徳がない彼には、人に薫陶や影響を与えるというのは無理な話です。
  3. この会社の成功は、創業者の人徳によるところが多い。
  4. タレントの立候補は、有権者の政治への関心を高め、人徳や経験を生かすというメリットがある。
  5. 難局を切り抜けることができたのは、健太くんの人徳のおかげだ。

「人徳に恵まれる」とは?

人徳」を用いた表現の一つに「人徳に恵まれる(じんとくにめぐまれる)」があります。

人徳に恵まれる」の「恵まれる」とは、動詞「めぐ(恵)む」の未然形に受身の助動詞「れる」の付いた形で、よい機会・境遇・才能などが運よく与えられるという意味です。

人徳に恵まれる」とは、生まれつき徳が備わっている、徳が運よく与えられているという意味です。

【例文】

  1. 人徳に恵まれた彼の陰口を叩く人はいない。
  2. 人徳に恵まれた彼女の意見なら、皆素直に耳を傾けるだろう。
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