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「冗舌」の意味と使い方や例文!「饒舌」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
冗舌

「饒舌」とも書く。

【読み方】
じょうぜつ

【意味】
口数が多いこと。多弁なこと。おしゃべり。

【語源・由来】
「冗」は「わずらわしい。くどくどしい。」
「舌」は「ことば。」

【類義語】
多弁、能弁、雄弁

【対義語】
寡黙

冗舌(じょうぜつ)の使い方

健太
空手は奥が深くてね。
ともこ
健太くんは空手の話になると冗舌になるわね。
健太
空手への愛は海よりも深いからね。
ともこ
話が長すぎて、健太くんが空手を好きってことしか伝わらないのよ。

冗舌(じょうぜつ)の例文

  1. ご機嫌でいつになく冗舌なともこちゃん。
  2. 酒が入ると彼は冗舌になる。
  3. 内向的だった健太くんが、冗舌になっている。
  4. 普段は冗舌なのに、会社の話になると途端に寡黙になる。
  5. ともこちゃんの冗舌に相槌を打っている。

「冗舌」と「饒舌」の違いは?

冗舌」に似ている語に「饒舌(じょうぜつ)」があります。

冗舌」と「饒舌」は同じ意味です。「冗舌」は代用字で、新聞などでは「冗舌」が使われます。

代用字とは、常用漢字表にない漢字で書くべき語を、表内の同音の漢字に置き換えて書き表すときに用いる漢字のことをいいます。