開花の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
開花
【読み方】
かいか
【意味】
①草木の花が咲くこと。
②物事が盛んになること。また、成果が現れること。
例えば、がんばって練習したら、その成果が試合で発揮されるとか、そんな感じかいな?大変な努力の後で、ようやくその「花」が咲く瞬間やな。
【語源・由来】
「開」は「閉じているもの、ふさがっているものをあけ放つ。」
「花」は「はな。」
【類義語】
咲く
【対義語】
落花、未開
開花(かいか)の解説
「開花」っていう言葉の意味を教えるね!
1つ目の意味は、草や木の花が咲くこと。例えば、春になって「梅がいっせいに開花する」っていうと、梅の花が一斉に咲いてきれいだよ、ってことを言っているんだ。
2つ目の意味は、物事がとても活発になることや、やっと結果や成果が出てくることを指すんだよ。例えば、「市民芸術の開花」っていうと、市民の間で芸術が人気になってきて、いろんな活動が活発になってきた、ということ。
また、「日ごろの努力が開花する」っていうと、毎日の努力がようやく実を結んで、いい結果が出てきた、ということを表しているんだよ。
つまり、「開花」は花が咲くことだけでなく、何かが盛んになったり、結果が出てきたりすることも意味しているんだね。
開花(かいか)の使い方
開花(かいか)の例文
- 今年は桜の開花が早まりそうだ。
- 長年の鍛練が開花した。
- 作曲の才能が開花する。
- 努力が開花する。
- 才能が若くして開花した。
開花の文学作品などの用例
-
・・・蓮の開花に際し、ぽんと音するか、せぬか、大問題、これ、リアルなり・・・ 太宰治「HUMAN LOST」
「開花」と「開化」「咲く」の違いを解説
「開花」と同じ読み方の語に「開化」、似ている語に「咲く(さく)」があります。
「開花」と「開化」の違いは?
「開化」は、
①人間の知識が開け、文化が進歩すること。
②西洋風俗や新知識を身につけていることを気どること。ハイカラであること。
という意味です。
「開花」は、比喩的に物事の成果がみのることをいいます。対して「開化」は、文化が進歩すること、ハイカラであることをいうので意味が違います。
一方で、「開化」という言葉は、人々の知識が増えて文化が進歩することを指しているよ。また、西洋の風俗や新しい知識を身につけて自慢することを意味することもあるんだ。
一方で、「開化」は、「知識が増えて文化が進むこと」やな。また、新しいものや知識を取り入れてちょっとおしゃれをしてる、ハイカラって感じのことを言うんやな。違いがよくわかったわ!
「開花」と「咲く」の違いは?
「咲く」は、
①花のつぼみが開く。開花する。
②波が砕けて白く見える。
という意味です。
「開花」も「咲く」も、花のつぼみが開くことをいいます。
しかし、それぞれ、「咲く」には「波が白く立つ」、「開花」には「物事が盛んになること。また、成果が現れること。」という意味がある点が違います。
一方で、「咲く」という言葉は、花のつぼみが開いて、花が咲くことを意味するよ。また、波が白くなるように見えることも「咲く」と表現することがあるんだ。
一方、「咲く」は主に花が開くことや、波が白くなることを言うんやな。状況によって、ちょっとニュアンスが違うんやな。
そしてもう一つの意味として、何かが順調に進展したり、その努力の結果が表れることを言うんだよ。