【二字熟語】
粗悪
【読み方】
そあく
【意味】
粗末で質が悪いこと。また、そのさま。
【語源・由来】
粗末で悪い意。
【類義語】
低質、劣悪、不良、粗製、悪質
【対義語】
優良、精巧、良質、純良
粗悪(そあく)の使い方
スーパーに粗悪な品が増えたよね。
いろんなものが値上がりしているから、同じ価格で売るには粗悪な材料を使うしかないのよね。
値上がりした分、価格を上げて、それを買えるくらい給料も上げてほしいよね。
それが理想ね。
粗悪(そあく)の例文
- 粗悪な材料を使っているようだ。
- 粗悪品をつかまされた。
- 粗悪な紙しかない。
- ブランド品の粗悪なコピー商品が出回る。
- 工事が粗悪だった。
「粗悪」と「悪質」「劣悪」の違いは?
「粗悪」に似ている語に「悪質(あくしつ)」「劣悪(れつあく)」があります。
「粗悪」と「悪質」の違いは?
「悪質」は、
①品物などが粗悪なこと。また、そのさま。
②たちが悪いこと。また、そのさま。
という意味です。
「悪質」は、品質が「粗悪」なことをいいます。
「粗悪」は、粗末で質が悪いことをいいます。
「悪質」には悪意がありますが、「粗悪」は、必ずしも悪意があるわけではない点が違います。
「粗悪」と「劣悪」の違いは?
「劣悪」は、「性質・状態などがひどく劣っていて悪いこと。また、そのさま。」という意味です。
「劣悪」は、性質・状態などが悪いことをいいます。
対して「粗悪」は、品質が悪いことをいうので意味が違います。