一貫の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
一貫
【読み方】
いっかん
【意味】
①一つの方針・方法・態度で、始めから終わりまでつらぬき通すこと。
②重量の単位。
③昔の貨幣の単位。
なるほどな、それはつまり、「始めから終わりまで変わらずに続ける」ってことやな。スタートからゴールまで同じ姿勢でやり通すことやねんな。
重さや昔のお金の話はちょっと違うけど、それも「一貫」って言葉の意味の一つなんやで。
【語源・由来】
「一」は「物事の最初。一番目。」
「貫」は「最後まで筋を通してやりぬく。」
【類義語】
一徹
一貫(いっかん)の解説
カンタン!解説
「一貫」っていう言葉は、いくつかの意味があるんだよ。
1つ目は、始めから終わりまで同じ考えや方法をずっと続けること。つまり、変わらずに一定の考えややり方で物事を進めることを意味しているんだ。「態度が一貫している」とか「首尾一貫」という表現で使われることが多いよ。たとえば、ある人がずっと優しい態度を保ち続けるなら、「その人の態度は一貫している」と言うことができるんだね。
2つ目の意味は、重さの単位のことで、特に一千匁(もんめ)のことを指すんだ。匁っていうのは昔の日本の重さの単位で、今の言葉で言うと、3.75キログラムになるんだよ。
3つ目は、お金の単位のこと。昔の日本で使われていた貨幣の単位で、「千」という数字のことを表しているんだ。
だから、この「一貫」という言葉は、文脈によって、どの意味で使われているのかを判断する必要があるんだよね。
一貫(いっかん)の使い方
この会社の経営方針は創立以来一貫して変わらないわね。
良いことだよね。
ずっと誠実な経営を続けているわよね。
これからも長く消費者目線の会社であってほしいね。
一貫(いっかん)の例文
- 一貫して反対を唱える。
- 一貫性に欠ける主張だ。
- 主張を一貫させる。
- 幼稚園から大学までの一貫教育を行う。
- 一貫性のない証言で信用できない。
一貫の文学作品などの用例
「一貫性」とは?
「一貫」を用いた表現の一つに「一貫性(いっかんせい)」があります。
「一貫性」は、始めから終わりまで同じ一つの方針・考えによっていることという意味です。
「一貫性」という言葉は、最初から最後まで、ずっと同じ考えや方針を貫いている状態を指すんだよ。
そうかいな。それはつまり、「初めてから最後まで、ずっと一緒の考えややり方を守ること」ってことやな。
まぁ、それは難しいことやな。思いつきや短絡的な行動に流されず、ずっと一つの考えを守り通すってのはな。
【例文】
- 判定に一貫性が無い審判は困る。
- 制度は統治者によって変化し一貫性はない。
- 彼の作品にはゆるぎない一貫性がある。
ちなみに、これは重量や古いお金の単位としても使われる言葉だよ。