元気の読み方・意味とは?(語源由来・類義語・対義語)
【二字熟語】
元気
【読み方】
げんき
【意味】
①心身の活動の源となる力。
②体の調子がよく、健康であること。また、そのさま。
③天地の間にあって、万物生成の根本となる精気。
二番目は、体調がバッチリで健康やってことやな。三番目はちょっと大きな話で、宇宙や自然の中の、ものごとを生み出したり育てたりする力やな。要は、元気ってのはすごい大事で、いろんなものの根底にある大切なもんやってことやな。
【語源・由来】
「元」は「物事のもと。根本。」
「気」は「宇宙と人間の根底にあるとされるエネルギー。生命の活力。」
病気が良くなる意の古語「減気」の変化。
【類義語】
活気、活力、少壮、矍鑠
【対義語】
病気
元気(げんき)の解説
「元気」という言葉は、いろんな意味があるんだ。
最初の意味は、私たちの体や心が活動するための大切な力のことだよ。この力があると、元気に動いたり、考えたりできるんだ。例えば、「元気が出る」というときは、この力がみなぎって、やる気が出てくる感じを表しているんだよ。また、「元気横溢」という言葉は、この力がいっぱいあって、外にあふれ出るような状態を表しているんだ。
次の意味は、体の調子がいいこと、つまり健康であることだよ。健康な状態は、体が元気で、病気にならずに活動できることを意味しているんだ。例えば、「元気な子供」という言葉は、健康で活発な子供のことを言うし、「お元気ですか」と聞くときは、相手の健康状態や体調を気遣っているんだよ。
最後の意味は、天地の間にある、万物が生まれ変わるための大切なエネルギーのことを言っているんだ。このエネルギーは、自然界のすべてのものに影響を与えて、生き物が生まれたり、育ったりする根本的な力なんだよ。
ちなみに、「元気」から派生した「げんきさ」という言葉は、この「元気」がどれくらいあるか、つまり元気の状態や程度を表す言葉だよ。例えば、誰かがとても元気なとき、その人の「げんきさ」がとても高いって言えるんだ。
だから、「元気」という言葉は、私たちの心や体の大切な力、健康で活動的な状態、そして自然界のすべての生き物に関係するエネルギーを表しているんだね。
元気(げんき)の使い方
元気(げんき)の例文
- 仕事をする元気がない。
- 土日にゆっくり休んで元気になる。
- 病気が治って元気になる。
- では、皆さんお元気で。
- 元気な子供たちの声がする。
元気の文学作品などの用例
「元気」と「健康」の違いを解説
「元気」に似ている語に「健康(けんこう)」があります。
「健康」は、
①異状があるかないかという面からみた、からだの状態。
②からだに悪いところがなく、丈夫なこと。また、そのさま。
③精神の働きやものの考え方が正常なこと。また、そのさま。健全。
という意味です。
「元気」は、体の調子がよく「健康」であることをいいます。
それに対して、「健康」というのは、体や心に異常がなく、バランス良く機能している状態のこと。体が丈夫で病気がないこと、または心が安定していて正常な状態を示すんだ。
一方で、「健康」は、体の具合が良くて、病気知らずでいられることやな。心もゆったりしてて、バランスがちゃんととれてる状態のことを指してるんやろ。ええな、元気も健康もどっちも大事やで!
第二には、体が健康で調子がいい状態、またはその様子を表すんだよ。そして第三に、自然界にあって、この世の全ての生き物や物事を生み出す根本的なエネルギーのことを言うんだ。