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「信頼」の意味と使い方や例文!「信用」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
信頼

【読み方】
しんらい

【意味】
信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。

【語源・由来】
「信」は「まことと思う。疑わない。」
「頼」は「あてにする。たのみとする。」

【類義語】
確信、信憑、信用、憑信

【対義語】
警戒、不信、裏切り、疑心、懐疑、管理

信頼(しんらい)の使い方

健太
おじいちゃんは、主治医に全幅の信頼を寄せているんだよ。
ともこ
凄腕のお医者さんなの?
健太
凄腕ってわけじゃないんだけど、人の話を聞くのがうまいんだよね。
ともこ
聞き上手であることも、医者に必要な能力の一つよね。

信頼(しんらい)の例文

  1. 全幅の信頼を置く。
  2. 同僚を信頼する。
  3. 先生の信頼にこたえる。
  4. 部下を信頼している。
  5. 信頼を裏切るような行為はしたくない。

「信頼」と「信用」の違いは?

信頼」に似ている語に「信用(しんよう)」があります。

信用」は、
①確かなものと信じて受け入れること。
②それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。また、世間が与える、そのような評価。
③現在の給付に対して、後日にその反対給付を行うことを認めること。当事者間に設定される債権・債務の関係。

という意味です。

信用」も「信頼」も、相手を信じることという意味です。

信用」は、相手や相手の言うことが確かなものと信じて疑わないことをいいます。

対して「信頼」は、相手の能力を信じて頼りにすることという違いがあります。

また、「信用」は、「信用にかかわる」「信用を落とす」のように、よい評価の意味で使うことがありますが、「信頼」にその意味はありません。