【二字熟語】
無双
【読み方】
むそう
【意味】
①二つとないこと。並ぶものがないほどすぐれていること。無二。ぶそう。
②衣服の表と裏を同一の布地で仕立てること。また、そのもの。夢想。
③相撲で、相手の差し手を抱え込み、手を相手の内股または外股に当てて反対側からひねり倒す技。内無双と外無双がある。
【語源・由来】
二つと無い意。
【類義語】
敵無し、無敵、無比
【対義語】
無数
無双(むそう)の使い方
クイズ大会を見た?
見たよ。優勝者は無双状態だったね。
彼に勝てる人はしばらく出てこないでしょうね。
殿堂入りしそうだ。
無双(むそう)の例文
- 彼は天下無双の怪力の持ち主だ。
- 健太くんは、16歳にして剛勇無双の噂がたかい。
- 無双の強者といわれる彼が相手じゃかなうはずがない。
- 無双の強さで世界を取った。
- 健太くんは、今や向かうところ敵なし無双状態だ。
「無双」と「無敵」の違いは?
「無双」に似ている語に「無敵(むてき)」があります。
「無敵」は、「非常に強くて敵対するものがないこと。対抗できるものがないこと。また、そのさま。」をいいます。
「無双」も「無敵」も、くらべるものがないことをいいます。
「無双」は、強さだけでなく、ずばぬけて優れていることもいいます。
対して「無敵」は、強さだけをいう点が違います。