大路の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
大路
【読み方】
おおじ
【意味】
幅の広い道路。町中の大きな道。大通り。
車もたくさん通れるような大きな道路のことやな。なるほど、こういう言葉もあるんやな。
【語源・由来】
大通りの意。
【類義語】
大通り、表通り、大道、広小路
【対義語】
小路
大路(おおじ)の解説
「大路」っていう言葉は、幅広い道路や町の中の大きな道、大通りを指すんだよ。
例えば、「都大路」っていう表現は、都市の中の大きな通りや幹線道路のことを言っているんだ。それに対して「小路」は、もっと細い道や小道を指すんだね。
ある古い歌「あをによし奈良の大路は行き良けどこの山道は行き悪しかりけり」〈万・三七二八〉では、「大路」は広くて通りやすい奈良の大通りを指し、それに対して「この山道」は狭くて通行しにくい山道を指しているんだよ。
つまり、「大路」は一般的に広くて通行しやすい大きな道路や通りを指す言葉なんだね。
大路(おおじ)の使い方
大路(おおじ)の例文
- 陸上界の新星が都大路を快走した。
- 若宮大路をパレードが通過する。
- 二条大路に美味しい店があるんだよ。
- 大和大路通は、十日ゑびすで賑わっています。
- 運良く事業は、坦坦たる大路を進んできた。
大路の文学作品などの用例
「狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり」とは?
「大路」を用いた言葉に、「狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり」があります。
「狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり」とは、「狂人の真似だと言って大路を走るのならば、その人は狂人と同じである」という意味です。
狂人のまねとて大路を走らば、則ち狂人なり。惡人のまねとて人を殺さば、惡人なり。驥を學ぶは驥のたぐひ、舜を學ぶは舜の徒なり。僞りても賢をまなばむを賢といふべし。(「徒然草」第八十五段にある言葉。)
最近になって、インターネット上でよく使われる文章となりました。
しかし、インターネット上では、「冗談と言いながらも、大衆には本物の狂人と受け止められかねない行動」という意味で使われます。
また、「狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり」をもっとカジュアルにした「狂人の真似をしたら実際狂人」という表現が、インターネット上に散見されるようになりました。
行動が人を表すということを示しているんだ。
たとえ真似だと言っても、みんなの前で変なことをすれば、そいつも変な人やってことやな。人は行動で評価されるんやな、これは。
大通りとも言われるような道路のことを表しているんだ。