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「稟議」の意味と使い方や例文!「稟議を上げる」とは?(類義語)

【二字熟語】
稟議

【読み方】
りんぎ

【意味】
官庁・会社などで、会議を開くまでもない事項について、相当者が案件を関係者に回して承認を求めること。

【語源・由来】
「ヒンギ」の慣用読み

【類義語】
起案

稟議(りんぎ)の使い方

健太
最近稟議書を用いない会社が増えているんだって。
ともこ
稟議を上げている間に、世の中が三周回ってしまうわよね。
健太
スピーディーな世の中についていけないね。
ともこ
リモートワークが主流になって、ますます稟議の形は変わっていくでしょうね。

稟議(りんぎ)の例文

  1. 根回しをして稟議をスムーズに通す。
  2. 上司の印鑑を直接もらわなければ稟議、決裁が進まない慣習は改めるべきだ。
  3. 何か革新的なことを始めようとすると、社内稟議と調整に莫大な時間がかかる。
  4. 企業の支出では、1円でも会社の稟議を通す必要がある。
  5. 稟議書は、内部文書として総務部が保管することが多い。

「稟議を上げる」とは?

稟議」を用いた表現の一つに「稟議を上げる(りんぎをあげる)」があります。

稟議を上げる」とは、官庁・会社などで、相当者が案件の承認を求めて関係者に回すことをいいます。

【例文】

  1. 稟議を上げてすんなり通ってくれればいいのだが。
  2. 図書館で一冊の本を買うにしても稟議を上げる必要がある。