【二字熟語】
相応
【読み方】
そうおう
【意味】
①つりあいがとれていること。ふさわしいこと。また、そのさま。
②仏語。心と、心の働きとが互いに結びついていること。また、心と対象世界との結合、因と果との結合、身・口・意の三業 (さんごう) の結合などにもいう。
【語源・由来】
「相」は「たがいに。」
「応」は「ふさわしい。つりあう。」
【類義語】
応分、分相応、適当
【対義語】
不相応
相応(そうおう)の使い方
健太くんのおばあさんは、年齢不詳ね。
若作りしすぎなんだよ。年相応の格好をしてほしいよ。
本当は何歳なの?
言うと怒られちゃうよ。
相応(そうおう)の例文
- 能力に相応した仕事をする。
- それ相応の御礼をしなければならない。
- 年相応の分別がある。
- 身分相応な暮らしをする。
- それ相応に面白かった。
「それ相応」とは?
「相応」を用いた表現の一つに「それ相応」があります。
「それ相応」とは、「それにつり合うこと。それにぴったりであること。そのさま。それ相当。」という意味です。
【例文】
- 十分な設備を整えるためには、それ相応の資金が必要だ。
- 罪を犯したら、それ相応の罰を受けなければいけない。