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「豪快」の意味と使い方や例文!「豪快奔放」とは?(類義語・対義語)

豪快の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
豪快

【読み方】
ごうかい

【意味】
堂々としていて、気持ちのよいさま。

二字熟語の博士
「豪快」という言葉は、大きくて力強い様子や、見ていてすがすがしいことを表しているんだよ。

つまり、堂々としていて、その姿が見ている人にとって気持ちがいいと感じさせるような状況をいうんだ。

助手ねこ
おおっ、そういうことかいな。つまり、「でっかくて、スカッとするような行動をする」ってことやな。

人が見て、「わぁ、かっこええなぁ」と思わせるような、大きな心と行動を持ってるってわけや。これは、小さいことにくよくよせず、大きく構えて行動することのかっこよさを教えてくれるんやな。

【語源・由来】
「豪」は「すぐれて力強い。勢いが盛ん。」
「快」は「気持ちがよい。胸のすくような感じ。」

【類義語】
豪気、大胆

【対義語】
繊細

豪快(ごうかい)の解説

カンタン!解説
解説

「豪快」という言葉はね、何かを大胆に、そして堂々と行う様子を表しているんだ。そして、それが見る人にとっても気持ちが良いことを意味しているんだよ。

たとえばね、「豪快に笑う」っていうのは、誰かがすごく大きな声で、心から楽しんでいるような笑い方を表しているんだ。例えば、友達と一緒に楽しい話をしているときや、面白い映画を見ているときに、思わず声をあげて笑ってしまうような瞬間があるよね。そういう時の笑い方が「豪快に笑う」という感じ。この言葉を使うと、その笑いがどれだけ自由で、開放的で、人を惹きつけるかが伝わるんだ。

また、「豪快なホームラン」というのは、野球で打者が投げられたボールを力強く打ち、そのボールがグングン飛んでいって、フィールドの外まで届くようなすごいホームランのことを言うんだよ。これは、その打ち方やホームランの飛ばし方が本当に力強くて、見ていてとっても気持ちがいい、そんなすごいホームランのことを指しているんだ。

ちなみに、「豪快」という言葉から派生した「ごうかいさ」という名詞は、「豪快」な様子や性質を表す言葉で、人が持つ大胆さや、何事にも動じない強さ、または周囲を明るくするような力強い魅力を意味しているんだよ。

だから、「豪快」という言葉は、堂々としていて、見ていて気持ちのいい、思い切りの良さを表しているんだね。

豪快(ごうかい)の使い方

ともこ
お祭りといえば何を思い浮かべる?
健太
岸和田だんじり祭だな。
ともこ
やりまわしと呼ばれるお神輿を豪快に運ぶお祭りね。
健太
日本一だよね。

豪快(ごうかい)の例文

例文
  1. 豪快な上手投げが決まる。
  2. 豪快にジュースを飲んだ。
  3. 健太くんは豪快に笑った。
  4. 豪快な場外ホームランを打った。
  5. 健太くんはなかなか豪快な男だ。

豪快の文学作品などの用例

  1. ・・・にも強く、親分気質の豪快な心を持っていて、けれども、決して酒に負・・・ 太宰治兄たち

  2. ・・・吾人は豪快なる英雄信玄を愛し謙信を好む。白馬の連嶺は謙信の胸に雄・・・ 和辻哲郎霊的本能主義

「豪快奔放」とは?

豪快」を用いた四字熟語に「豪快奔放(ごうかいほんぽう)」があります。

豪快奔放」とは、小事にこだわらず、元気盛んに堂々と思うまま振る舞うようすという意味です。

奔放」は、思うままに振る舞うことをいいます。
二字熟語の博士
「豪快奔放」という言葉はね、細かいことに拘らずに、元気いっぱいに思いのままに行動する様子を表しているんだよ。

まるで大きな波に乗るように、自由に大胆に振る舞うことを意味しているんだ。

助手ねこ
なるほどな。つまり、「豪快奔放」ってのは、細かいこと気にせずに、どーんと大きく構えて、自分の思う通りにバンバン行動するってことやな。

なんか、大自然の中を風のように駆け抜けるイメージやね。細かいこと気にしてたら、楽しいことも一杯逃しちゃうからな。ええ話や~。

【類義語】
・剛毅果断(ごうきかだん)
・広壮豪宕(こうそうごうとう)
・豪胆無比(ごうたんむひ)
・大胆不敵(だいたんふてき)
・大胆奔放(だいたんほんぽう)

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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