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「猛省」の意味と使い方や例文!「反省」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
猛省

【読み方】
もうせい

【意味】
きびしく反省すること。

【語源・由来】
「猛」は「たけし。たけだけしい。荒々しい。はげしい。」

【類義語】
内省、反省、後悔

【対義語】
開き直る、高慢、慢心、邁進

猛省(もうせい)の使い方

健太
ともこちゃん本当にごめんね。
ともこ
健太くんは猛省しているようだからもういいわよ。
健太
本当に?許してくれてありがとう。
ともこ
でも仏の顔も三度までよ。

猛省(もうせい)の例文

  1. 現場を指揮する立場として猛省している。
  2. 自分のふがいなさを猛省している。
  3. 猛省を促したい。
  4. 日ごろの行いを猛省する。
  5. 自分の無責任さを猛省した。

「猛省」と「反省」の違いは?

猛省」に似ている語に「反省」があります。

反省」は
①自分の行いをかえりみること。自分の過去の行為について考察し、批判的な評価を加えること。
②自己の内面的な精神生活またはあ心的状態に意識とくに注意の作用を向けること。デカルト以降の近代哲学はこれを方法とし、反省によって得られる自己意識の確実性を知の根拠とした。晩年のフッサールは反省する自我と反省される自我の分裂など、反省にまつわる方法的困難の克服を時間性の次元において試みた。

という意味です。

猛省」と「反省」の違いは程度の差です。「猛省」の方が「反省」より、行いを省みて悔いる度合いが強いです。

しかし、「猛省」は多く滅多にないミスについて使われるため、一般的には程度に関係なく「反省」が使われます。

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