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「胆気」の意味と使い方や例文!「胆力」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
胆気

【読み方】
たんき

【意味】
どんなことをも恐れない気力。度胸。きもったま。

【語源・由来】
「胆」は「どっしりと落ち着いた精神力。きもったま。」
「気」は「心のはたらき。意識。性質。」

【類義語】
度胸

胆気(たんき)の使い方

健太
告白しようか迷っている間に彼氏ができてたよ。
ともこ
健太くんに少しでも胆気があればね。
健太
胆気があっても魅力がないと断られてたよ。
ともこ
断られてショックを受けるよりも、告白しない後悔の方がましかもね。

胆気(たんき)の例文

  1. 健太くんは、胆気がないやつだ。
  2. ともこちゃんは、社長に面と向かって不平不満をいう胆気がある。
  3. ジェットコースターに乗る位の胆気はある。
  4. 健太くんは小柄だが、性格は果断で胆気がある。
  5. ともこちゃんは、僕より胆気がある。

「胆気」と「胆力」の違いは?

胆気」に似ている語に「胆力」があります。

胆力」は、「事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力。ものに動じない気力。きもったま。」という意味です。

胆気」も「胆力」も、恐れたり尻ごみしたりしない気力、度胸をいうので、ほぼ同じ意味で使います。

胆力」の「力」は、ここでは、「精神的なちから」という意味で使われます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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