「奪還」の意味と使い方や例文！「奪取」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
奪還

【読み方】
だっかん

【意味】
うばいかえすこと。

【語源・由来】
「奪」は「他人のものを力ずくで抜き取る。うばう。」
「還」は「元の持ち主に戻す。かえす。」

【類義語】
奪回、回収

【対義語】
奪取、略奪、奪略

奪還（だっかん）の使い方

日本の頭脳といわれている博士が連れ去られたんだって。

それは奪還しないといけないわね。

国の総力を挙げて奪還しないと、国家機密が漏れてしまうよ。

私たちには祈ることしかできないわね。

奪還（だっかん）の例文

1. 元王者は、王者奪還を目指してリングに立つ。
2. その地の奪還は失敗したが、まだあきらめていない。
3. 一度は官軍の手に落ちた城を奪還する。
4. あそこに収容されていると思われる仲間を奪還したい。
5. 祖国を奪還するまで戦争は続くだろう。

「奪還」と「奪取」の違いは？

「奪還」に似ている語に「奪取（だっしゅ）」があります。

「奪取」は、うばいとることという意味です。

「奪還」は、うばいかえすことをいうので意味が違います。