空想の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
空想
【読み方】
くうそう
【意味】
現実にはあり得ないような事柄を想像すること。
ほんまにあるわけないけど、考えるだけならタダやしな。子どものときにお城の王様になるって想像したりするのも「空想」やねんな。
【語源・由来】
「空」は「中身・根拠がない。何もない。からっぽ。」
「想」は「心に思い浮かべる。おもう。おもい。考え。」
【類義語】
想像、夢想、妄想、幻覚
【対義語】
現実、実現、存在、事象、目の当たり、眼前
空想(くうそう)の解説
「空想」という言葉はね、実際には起こりそうにないことや、本当には存在しないようなことを、頭の中で思い描いたりすることを意味しているんだよ。
たとえば、宇宙に住むエイリアンが地球に遊びに来て一緒にお茶を飲む、なんてことを想像するのが「空想」だね。「空想家」っていうのは、よく空想をする人のことを言うんだ。この人たちは、現実ではないことをよく考えたり、夢見たりすることが多い人たちなんだよ。
また、「空想の産物」というのは、もっと具体的に空想が形になったものを指しているよ。この「産物」とは、「生み出されたもの」という意味だから、空想の中で生まれたアイデアや作品などがこれにあたるんだ。たとえば、科学者が考えた未来のロボットや、作家が考えた架空の世界なんかが、実際には存在しないけれど、「空想の産物」として表現されることがあるよ。
だから、「空想」という言葉は、私たちが現実ではなく、頭の中でだけ思い描いたり作り出したりすることや物を表しているんだね。
空想(くうそう)の使い方
空想(くうそう)の例文
- あれこれ空想する。
- 健太くんは空想科学小説が好きだ。
- 未来の世界を空想してよう。
- 雨の日は、家の中で空想にふける。
- 空想虚言症で通院中です。
空想の文学作品などの用例
「空想にふける」とは?
「空想」を用いた表現の一つに「空想にふける」があります。
「空想にふける」の「ふける」は、「耽る」と書き「一つの物事に熱中する。夢中になる。」という意味です。
「空想にふける」とは、現実にはあり得ないような事柄を想像することに夢中になることを言います。
夢やファンタジーの世界に心を遊ばせることだね。
宝くじで大金が当たったり、スーパーヒーローになったりするのを想像して、わくわくするみたいな。現実はちゃうけど、考えるだけで楽しいってわけや!
【例文】
- 健太くんは、とりとめない空想にふけっている。
- 空想にふけることで現実逃避する。
まったく新しいアイデアや、現実では実現不可能なことを想像することなんだね。