逆風の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
逆風
【読み方】
ぎゃくふう
【意味】
①進行方向から吹いてくる風。向かい風。
②不利な状況。進行を妨げる出来事。
2つ目は、人生や仕事でちょっとした困難や障害みたいなもんやな。進もうと思っても、ちょっとしたトラブルや困ったことが起きて、その度に「あー、またか!」ってなる感じやな。
【語源・由来】
「逆」は「さかさま。順序や方向が反対である。」
【類義語】
向かい風、困難、障害、逆境
【対義語】
追い風、順風
逆風(ぎゃくふう)の解説
「逆風」という言葉は、実際に風が吹いてくる方向や、人々が直面する困難な状況を表す言葉なんだよ。
1つ目の意味は、進行方向から直接吹いてくる風、つまり向かい風のことを指すんだ。例えば、船や飛行機、自転車、ランニングをしている人などが直接前から受ける風を「逆風」と呼ぶんだ。「逆風をついて出港する」では、船が進む方向に風が吹いている状況で、それに逆らって港を出ることを示しているんだ。逆に、風が後ろから吹いてくれるとき、それを「順風」と言うんだ。
2つ目は、物事がスムーズに進まない、不利な状況や、進むのを邪魔するような出来事を指しているよ。この意味では、物理的な風ではなく、比喩的に使われることが多い。たとえば、「年金問題が参院選で与党の逆風となる」というのは、年金の問題が参議院選挙で与党にとってのデメリットやネガティブな要因となる、という意味だね。この場合の「逆風」の反対は「追い風」で、それは物事がうまく進むのを助けるような良い状況や出来事を意味するよ。
だから、「逆風」という言葉は、向かい風としての物理的な意味や、困難な状況や出来事としての比喩的な意味があるんだね。
逆風(ぎゃくふう)の使い方
逆風(ぎゃくふう)の例文
- 逆風をついて出帆する。
- 逆風が吹いている。
- 改革の逆風にさらされる。
- 不祥事が続いたことで組織への逆風が強まってる。
- この業界には逆風が吹いている。
「逆風にさらされる」とは?
「逆風」を用いた表現の一つに「逆風にさらされる」があります。
「逆風にさらされる」は、「世論の逆風にさらされる」のように、社会的に不利な状況にあること、競争・航行の妨げになるような出来事が起きていることをいいます。
要するに、自分の進む方向とは逆の力が作用している状態だよ。
風が自分の進む方向に逆から吹いてて、前に進むのが大変やったりする感じ。うーん、イメージは「逆風で自転車こぐ」みたいなもんやろか。大変やなあ!
2つ目の意味は、ちょっと違って、物理的な風ではなく、進行を妨げるような不利な状況や出来事のことを指すんだよ。