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「傲然」の意味と使い方や例文!「傲慢」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
傲然

【読み方】
ごうぜん

【意味】
おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。

【語源・由来】
「傲」は「おごりたかぶる。」
「然」は「他の語に付けて状態を表す語。」

【類義語】
傲慢、横柄、尊大、傲岸、驕慢、不遜、居丈高、高圧的、威圧的、頭ごなし、我が物顔、猪口才、小賢しい

【対義語】
謙虚

傲然(ごうぜん)の使い方

健太
昨日、あのケーキ屋でドラマの撮影が行われていたんだ。
ともこ
俳優さんがいたの?
健太
かっこよかったよ。サインをもらおうとしたんだけど、傲然とした態度で拒否されたよ。
ともこ
売れている俳優さんの傲然たる態度はしょうがないわよ。

傲然(ごうぜん)の例文

  1. ともこちゃんは、女王様のように傲然としている。
  2. 傲然と肩をそびやかす。
  3. 傲然たる態度をとる。
  4. 腕組をして、我々の前に傲然と立ちはだかった。
  5. 彼に話しかける人たちを傲然と無視して通り過ぎていった。

「俄然」と「傲慢」の違いは?

傲然」に似ている語に「傲慢(ごうまん)」があります。

傲慢」とは、「おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。」という意味です。

傲然」も「傲慢」も、おごり高ぶるさまをいいます。

しかし「傲慢」は、人を見下すという意味に重きを置いている点が「傲然」と違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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