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「糊口」の意味と使い方や例文!「糊口をしのぐ」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
糊口

【読み方】
ここう

【意味】
ほそぼそと暮らしを立てること。生計。よすぎ。くちすぎ。

【語源・由来】
粥を口にする意。

【類義語】
生計

糊口(ここう)の使い方

健太
おじいちゃんは、得意な英語を駆使して翻訳の業務を請け負って糊口をしのいだことがあったんだって。
ともこ
芸は身を助くって本当よね。
健太
何でもいいから得意なことを作った方が良いよね。
ともこ
何か一つでもいいから究めることは、生きていく上で大事なことよね。

糊口(ここう)の例文

  1. 夢をかなえるため、薬の治験のアルバイトで糊口をしのいだ。
  2. 若い頃は、希望を失うことなく他の歌手のバックコーラスをして糊口をしのいだものだ。
  3. 戦争で男手を奪われた女性たちに糊口の道は無かった。
  4. 持ち家があれば、万が一の時それを売って糊口をしのぐことができるが、賃貸ではそれができない。
  5. 大名になった豊臣秀吉は、幼い頃薪を売って糊口をしのいでいた。

「糊口をしのぐ」とは?

糊口」を用いた表現の一つに「糊口をしのぐ」があります。

糊口をしのぐ」とは、「やっと暮らしを立てていく。貧しい暮らしをする。」という意味です。

【例文】

  1. 年金だけでは生活が苦しく、コンビニのアルバイトで糊口をしのぐ
  2. 内職をして糊口をしのいでいるが、物価が高くなりそろそろ限界だ。
  3. 貧しかった頃、川辺に生える野草を食べて糊口をしのいだこともある。